【ISO】リーダーシップ(リーダーの役割)
ISMSリーダーの役割とその重要性
1. 概要
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)のリーダーは、組織内の情報セキュリティを確保するための重要な役割を果たします。彼らの役割は、情報セキュリティポリシーと目標を設定し、それを組織全体に浸透させることです。同時に、ISMSの要件を組織のプロセスに統合し、必要なリソースを確保します。
2.リーダーの役割
リーダーは、情報セキュリティの重要性とISMSの要件遵守を全組織に伝えます。これは、ISMSの成果を達成し、効果的な情報セキュリティマネジメントシステムへの貢献を指導・支援するために不可欠です。リーダーはまた、他の管理職へのリーダーシップ支援も行い、継続的な改善を促進します。
3. 情報セキュリティポリシーの策定
組織の目的に適した情報セキュリティポリシーを策定し、それを組織全体に伝える役割もリーダーには求められます。また、適用可能な情報セキュリティ要件とISMSの継続的な改善へのコミットメントも必要とされます。
4. 情報セキュリティ関連の役割への責任と権限の割り当て
リーダーは、情報セキュリティ関連の役割に責任と権限を割り当て、それを組織内で伝達します。これには、本文書の要件への準拠とISMSのパフォーマンス報告の責任と権限の割り当ても含まれます。
セキュリティはプロセスであり、製品ではない”
– Bruce Schneier
ISMSのリーダーは、情報セキュリティポリシーの策定から、組織全体への情報セキュリティの重要性の伝達、ISMSの成果達成の確認、そして情報セキュリティ関連の役割への責任と権限の割り当てまで、多岐にわたる重要な役割を果たします。これらの役割は、組織が情報セキュリティを確保し、ISMSを効果的に運用するために不可欠です。
後藤穂高 / Hodaka Goto
元AOL日本、Netscape日本、ICQの社長である私の親の指導の下でキャリアを開始。
戦略的コンサルティング、法務、情報システム、システム開発を経験。
メディア、法律、テクノロジー、広告セクター。
マレーシアに拠点を置き、顧客組織のエグゼクティブに対して効果的なリスク軽減とビジネスプロセス改善計画について提案。
慶應義塾大学法科大学院卒業、上智大学法学部国際関係法学科卒業(成績優秀により3年間で早期卒業)
主なスキル:
企業関連の法務 | グローバル法務 | 業務改善 | コンサルティング | リスク管理 | 契約 | 自動化 | 法的サービス | KPI設計 | 上場準備 | プロジェクト管理 | 株主対応 | Google Workspace | Microsoft Office | SaaS | ERPシステム | CRMシステム