Open Category List

撮影時のカメラの設定

1 minuteread

撮影時のカメラの設定

/
/
撮影時のカメラの設定

映像制作におけるカメラ設定は、結果の品質に大きく影響します。以下では、撮影時のカメラ設定について詳しく解説し、より高品質な映像を制作するためのヒントを提供します

1. 解像度の選択
解像度の選択は、撮影の目的と内容によって変わります。

1) セミナーなどの長尺・カットのみの撮影
FHD(Full HD)を選択します。FHDは1920×1080ピクセルの解像度で、これで十分な画質が得られ、ファイルサイズも抑えられます。

2) PVや動きのあるもの、トリミングや画角変更を行う撮影
4Kを選択します。4Kは3840×2160ピクセルの高解像度で、後でトリミングや画角変更が可能です。さらに、4Kにはいくつかの種類(4K UHD, DCI 4Kなど)がありますので、用途に応じて選択しましょう。

“映像制作は、技術と芸術の完全な融合です。一方が他方を上回ることはありません。”
– フィリップ・ブルーム

2. 明るさの調整
SS(シャッタースピード)、F(絞り)、ISO(感度)明るさの調整は、SS、F、ISOの3つの要素で行います。

1) SS(シャッタースピード)
関東では1/50、関西では1/60が一般的です。これは、電源周波数の影響を避けるためです。高速シャッターは動きのある映像には向いていませんが、写真撮影では問題ありません。

2) F(絞り)
数値が低ければ絞りが開き、背景がボケやすくなりますが、ピント合わせが難しくなります。数値が高ければ絞りが狭まり、背景がボケにくくなり、ピントが合いやすくなります。

3) ISO(感度)
数値が高いほどノイズが増えます。綺麗に撮影したい場合は、低い数値を選択しましょう。これらの設定のバランスを見つけるためには、ヒストグラムを利用します。ヒストグラムにすべての情報が入るように設定すると、適切な明るさが得られます。

 

3. 色の調整
ホワイトバランス(WB)ホワイトバランスは色の温度を調整するための設定で、標準は5500kです。

ⅰ.  赤すぎるときは青を足す(例:蝋燭→白熱灯→白色蛍光灯)
ⅱ. 青すぎるときは赤を足す(例:晴天日陰→曇り→日中の太陽光)

時間や場所によって変わらないように設定しましょう。ホワイトバランス計測を行い、カラーグレーディングをして映画やドラマのような色合いに調整できます。

これらの設定をマスターすることで、撮影時に適切なカメラ設定を行い、より高品質な映像を制作することができます。映像制作は技術と芸術の融合です。技術的な知識を深めることで、あなたの芸術的なビジョンを最大限に引き出すことができます。

後藤穂高 / Hodaka Goto

後藤穂高 / Hodaka Goto

元AOL日本、Netscape日本、ICQの社長である私の親の指導の下でキャリアを開始。
戦略的コンサルティング、法務、情報システム、システム開発を経験。
メディア、法律、テクノロジー、広告セクター。

マレーシアに拠点を置き、顧客組織のエグゼクティブに対して効果的なリスク軽減とビジネスプロセス改善計画について提案。

慶應義塾大学法科大学院卒業、上智大学法学部国際関係法学科卒業(成績優秀により3年間で早期卒業)

主なスキル:
企業関連の法務 | グローバル法務 | 業務改善 | コンサルティング | リスク管理 | 契約 | 自動化 | 法的サービス | KPI設計 | 上場準備 | プロジェクト管理 | 株主対応 | Google Workspace | Microsoft Office | SaaS | ERPシステム | CRMシステム

Related Knowledge Base Posts